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※注意:137GB以上の容量(BigDrive対応)のIDE-HDDをお使いのお客様へ※


〜はじめに〜
 現在市場に出回っているIDE(ATAPI)規格のハードディスク(以下HDD)ですが、容量が137ギガバイト(1ギガバイト=1000000000バイトで計算した場合、パソコンの計算処理では1ギガバイト=1073741824バイトと計算するので、パソコン内での表示は127ギガバイト)を超えるものがあります。
 このような137ギガバイトよりも大きな容量のIDE-HDDは一般に「LargeLBA対応HDD」「48ビットLBA対応HDD」と呼ばれています。もしくは最初にこのようなHDDの規格を考えたMaxtor(マックストア)社の登録商標から「BigDrive対応HDD」とも呼ばれています。

これらBigDrive対応のIDE規格のHDDの場合、お客様のパソコンがハードウェア/ソフトウェア共に対応していなければ、残念ながら正しく動作させることができません。

〜対応していなければどうなるの?〜

もしこのようなBigDrive対応HDDをこの規格に対応していないパソコンで使ってしまうとどのような症状が起きるのでしょうか。以下に例を挙げてみます。

・HDDの容量が正しく表示されない。表示されても何かおかしい。
・領域確保やフォーマットを行おうとしても、何故かエラーが起きてしまったりする。
・保存したファイルやプログラムがいつのまにか消えてしまったり、
 場合によっては領域情報そのものがいきなり無くなってしまう(データが全て消えてしまう)。


上記以外にも予想できない様々な現象が発生する可能性もあります。
だからこそ必ずパソコンのハードウェア/ソフトウェア共にBigDrive規格に対応してなければいけません。

〜対応する条件はなに?〜

 BigDrive規格のIDE-HDDを使うには、パソコンが以下の条件を満たしていなければなりません。

1.パソコンのBIOS(バイオス)が、BigDrive対応である事。
 BIOSとは、パソコンが動き始めたときにまずなによりも先に実行されるプログラムのことで、パソコン内の電子部品に予め記憶されています。このプログラムによってパソコンにどのような部品が接続されているのかという情報を適切に処理してから、HDDなどに記録されているオペレーティングシステム(以下OS)を起動するような仕掛けになっています。
 当然このBIOSが正しくBigDriveに対応していなければ、正しい情報をOSに伝えることが出来ず、パソコンが正しく動作しなくなってしまいます。
 BIOSがBigDriveに対応しているのかどうかは、パソコンメーカーに問い合わせる必要がありますし、自作パソコンの場合ならマザーボードのメーカーに問い合わせる必要があります。
2.使っているOSがBigDrive対応である事。
 BIOSがBigDriveに対応してなければいけないのと同様、OSもBigDriveに対応していなければいけません。
 マイクロソフト社の個人向けWindowsの場合、Windows2000もしくはXPで、さらにマイクロソフト社から公開されている条件を満たしていれば正しくBigDrive対応HDDを使うことができます。
 逆に言えば、Windows2000/XP以外のOSであったり、Windows2000/XPであっても、条件を満たしていなければBigDrive対応HDDを正しく使うことはできません。


 Windows2000に関しては、
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;305098
を参照してください。

 同じくWindowsXPに関しては、
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP303013
を参照にした上で、
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;331958
も参照してください。

〜パソコンがどうやってもBigDrive対応にすることが出来ない場合は?〜
上記のような条件をどうしても満たすことが出来ない場合は、残念ながら137GB以上のHDDを使うことはできません。間違えてBigDrive対応HDDを買わないように注意して下さい。
 どうしてもBigDrive対応HDDを使用したいのであれば、BigDrive対応のパソコンやマザーボードを新たに入手してください。
 手元のパソコンに拡張ボードを取り付けてBigDrive対応にするという手段もありますが、この場合でもOSの条件は満たさなければいけませんし、そもそもその拡張ボードがそのパソコンもしくはマザーボードで正しく動作するのかどうか、という別の問題が出てきますので、素直にパソコンもしくはマザーボードを買い換えることをお勧めします。


参考資料:

マックストア社:テクノロジ Big Drives 概要
http://www.maxtor.co.jp/technologies/big_drives/

マイクロソフトサポート技術情報:Windows 2000 における ATAPI ディスク ドライブの 48 ビット LBA のサポート
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;305098

マイクロソフトサポート技術情報:Windows XP で ATAPI ディスク ドライブに対して 48 ビット論理ブロック アドレス サポートを有効にする方法
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP303013

マイクロソフトサポート技術情報:Windows XP Service Pack 1 (SP1) で スタンバイまたは休止状態に入った場合やメモリダンプの書き込みでハード ディスク ドライブが破壊される可能性がある
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;331958

Yahoo!コンピュータ:BigDriveって何ですか?
http://computers.yahoo.co.jp/sbp/qa/20030613/20030613_qa_0203.html

IT用語辞典 e-Words:Big Driveとは ─ 意味・解説
http://e-words.jp/w/Big20Drive.html
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